午前10時01分開議
○委員長(道畑 克雄)
・ 開会宣告
・ 議題の確認
1 調査事件
(1) 函館空港の運営の民間委託にかかる取り組みについて
○委員長(道畑 克雄)
・ 議題宣告
・ 本件については、5月30日付で資料が配付されているので、説明を受けるため理事者の出席を求め たいと思うが、いかがか。(「異議なし」の声あり)
・ それでは、理事者の入室を求める。
(港湾空港部入室)
○委員長(道畑 克雄)
・ それでは、資料の説明を願う。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・資料説明:「函館空港の運営の民間委託にかかる取り組みについて」(平成28年5月30日付 港湾空港 部調整)
○委員長(道畑 克雄)
・ お聞きのとおりだ。ただいまの説明について、各委員から何か発言あるか。
○阿部 善一委員
・ 流れ的には新聞でも報道されているので、そうなのかと思うが、一、二わからないことがあるので 質問させていただく。
・ 函館市は、基本的には民営化はやむなしという方向なんだろうと理解しているが、それは市長個人 の考え方ではなくて、ここにあるように商工会議所だとかいろんな団体と協議をして決めたというこ となんだろうと思うんだけれども、函館市がそういう方向に決めたということについての、最大の要 素は何か。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 最大の要素ということだ。この間国だとか、いろんな方々から方向性を決めて、国が4空港を、先 ほど言った広域的な観光ルート、政府とかによって、国が進める事業であること、それが法の目的で ある地域の活性化にも結びつくということといった要素、それから経済界をよく御存知の方からも、 道内の経済者の考え方というのを3者会談でもお聞きした。それから空港ビルの社長からも、社内で の検討の結果、民営化を進めるということで一致している。そういった総合的に判断して決めたもの と考えている。
○阿部 善一委員
・ もともと滑走路は国のものだから、国がその方向に行くとすれば、函館市が持っているのはビルの とか、周辺の土地少し、第3セクターの株持っているくらいしかないんだけれども。ある程度私も、
民営化になればもっと柔軟な運営ができて、着陸料なんかも自由に設定ができ、地域のためにもなる んじゃないかなという漠然とした思いはあるんだけれども、しかし本当にそうなるのということまで はなかなか確証を得ないのではないか。特に今千歳が発着枠をさらに拡大し、そこに乗り入れる航空 会社も相当多いと聞いているし、また時間帯も伸びる。あるいはこの前テレビでもやっていたが、丘 珠の滑走路、札幌の秋元市長が滑走路延長したいというように、道央圏に集中する、当然海外から来 る航空会社、あるいは利用者もそうだが、やはり千歳でおりれば北海道どこでも行ける訳だから、非 常に便利は便利だと思う。そういうことで、民営化になってもう少し活路開けるんじゃないかという ことの確信性みたいなのが、どうもやっぱりよくわからない。それは数字かデータに基づいての、函 館市あるいは経済界が判断をしたのか。漠然とした思いだけではなくて何らかの裏付けがあってそう なるということの方向性を決めたということであればわかりやすいが、何となく漠然としてるなとい う感じを私は受けとめている。今部長の説明もあったが、どうもその辺まだ明快な答弁されてない、 当然議論されたと思うし、その辺もう少し詳しくお知らせいただきたい。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 明確にこれだけの目標を持って、コンサルやいろんなところの有識者の方から、いけると、そうい った検討は残念ながらしていないが、今後こういったいろんな対話的な、進めるにあたって、条件を 提示しながらそこへ近づける努力を民間がするというような提案をされるということで、それを審査 していって目標を、民営化の活性化を確認するというような手法であるのでご理解いただきたいと思 う。
○阿部 善一委員
・ いろんな、でも民営化というのは4種類くらいあって、北海道が考えている一括民営化といってい るけれども、実はそれでも4種類くらいあって、民営化でも。函館市や、あるいは北海道が求める、 意図しているというかイメージとして持っている民営化というのはどういうものか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 今国で進めるコンセッション、提案式で、地方を活性化するといった提案によって、それからネッ トワークを最低でも4空港、国管理空港、そういったものを活用しながら、先ほどおっしゃっていた 千歳に集中するのではないかという懸念もあるが、逆に言うと、千歳も、政府が考えているのはこれ でおさまらないだろうといったときに、4空港でタッグを組んで、最低でも国が管理する4空港でネ ットワークを組むといったメリットを考えている。
○阿部 善一委員
・ 最近中国の航空便が廃止の方向に何社かなっているが、元来中国の航空便はもともと最初から狙い が函館ではなくて、千歳に来たくても千歳の発着枠が満杯でおりるところがないと、そういうことで 函館空港を使っていたと、というような状況が大多数なわけだが、それも廃止になるということで、 そうすれば仙台もこの4月から民営化なったんだっけ(「7月から」の声あり)7月からなるんだね。 そうすると着陸料の、一部今懸念されているのは、ダンピング合戦が始まるんじゃないかと。当然、 仙台もそうだし、福岡もそうだし、広島か、こういうところもやろうとしている。そうすると着陸料 のダンピング合戦が始まって、思ったより収入が得ること難しいんじゃないかと、一部学者なんかも 指摘をしているが、そういう点については、いろいろ企画書が出てきて検討されて、2次3次の審査
を経て選んでいくことになるんだろうけども、函館が空港民営化したときに、函館市の考え方として、 委託会社ではなく函館市として、民営化したときにどういう函館のためになるんだということを提案 しようとしているか、それをちょっと。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 今のイメージだが、これから詳細について提案を受けることに、いろいろな交渉をしていく過程で あるが、今は仙台空港もそうだが、トップセールス、今やっている経済界や議会も御協力をいただい てというかタッグを組んで行っているトップセールス、これについては継続しようと考えている。そ れを行くときに、今の空港を民営化した民間事業者も一緒に行って空港の、今は着陸料の減免とかは 国だから、市がどうこうできない状態であるし、やるとすれば市は補助ということで、市は単費で補 填するということになると思う。こういったことを空港の事業者が一緒に行って、こういったメリッ ト、着陸料の減免、それプラス何か。今ちょっとはっきりこれだというのが言えないのがあれなんだ が、もう少しいろいろなご意見をお聞きしながら、そういったメリットを出していく、要するにタッ グを組みながらインバウンドの活性化、空港の活性化に努めて参りたいと考えている。
○阿部 善一委員
・ 今の時点ですから、これだと見えるものはなくて手探りの状態で先に進んで行かざるを得ないとい う状況は理解をしつつ、本当にそうなってくれれば良いが、やはり北海道の場合は中心がどうしても 千歳になるわけだし、利用者もそのことを多く望むと私は思っている。そこで問題は、北海道は北海 道の考え方、じゃあ何空港かと、今は資料は4空港となっている、国が管理している空港、あとは道 だとか旭川もこの中に入ってくるような話だけども、基本的にはここで差がある。国の民間委託した い数と北海道が考える空港の数とちょっと違う。これは今後どのように埋めていこうとしているのか。 その辺をちょっと教えてください。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 枠組みの問題だ。それは私どもも非常に懸念をしているところであり、心配しているところであり、 そういったことから副市長のほうから枠組みが決まり次第ということと、先ほどの5月18日にも北海 道に対して枠組みを早く決めていただきたいということで言っている。資料2をご覧いただきたい。 今国で考えている、国が進める民営化は左下の13空港のイメージの左上のほうに丸で囲ってある新千 歳・函館・釧路・稚内である。これはあくまで1契約で、これを早急に進めるということ。それと先 ほど言った5月18日の協議会においていろいろ参加の意思を示している旭川や道内空港の女満別、帯 広といったところも意見や要望を聞いて、北海道発の意見を取りまとめる際には枠を決めると答弁を いただいている。
○阿部 善一委員
・ 北海道の考え方というのは、国の管理している空港を一括民営化にして、その益金で道内の残りの 空港の維持に努めたいという北海道の考え方なわけですね。それが4とかあるいは5とかなってくれ ば、どこがどう変わってくるのか。委託の金額が変わってくるのか、あるいはネットワークが変わっ てくるのか、その辺のところよくわからないんだけれども。国は4でやりたい、北海道は5、あるい は最 低6、 女満 別ある いは旭 川も 入れた いとい う考 えです よね 。大体 今相場 が2,0 00億円 ぐらい でな いかというふうに、数字はあちこち飛んでいるが、そうだとすれば、4だとか5だとかってこだわる
必要は、私は余りないような気もするんだけど。それでネットワークが変わってくるんだということ であればまた別だし。もう一つ懸念されるのは国の直轄、いわゆる民間に委託された空港と、されな い残った空港との競争力をどうするのと、当然なってくる。その辺の考え方というのは議論は当然さ れていると思うが、差し支えない範囲で教えていただければ。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ まず1点目の枠組みの考え方だが、こちらで資料で示した2なんだが、契約1と書いてある、国分、 ここに薄くなんだが、これが最近考え方を整理して、当初の資料はここに契約1とか書いてなかった が、1ということで国はあくまでもこの4空港をまとめた形の契約で、コンセッションというが、提 案式、提案を受けてこの4つの、いくらで受けますかということをやるそうだ。そのあとに旭川や帯 広がこの全体的なスケジュールにあってくれば、要はレベルがあってくれば、というのは国が委託費 とかもらうお金とかを出すときには滑走路の資産査定ですとか、空ビルの資産査定、それから空ビル 会社の株式の譲渡に関する査定、こういったものをしなければならない。これを別会計で、別契約だ から、旭川とか帯広、先ほど言ったように4空港の全体的な契約の中に旭川とか帯広のそういった経 費とかは一切含まれませんということ。だから別なんです。最終的な形を見ればネットワークを組ん だり、総合的な、最終的な民間事業者が、旭川や帯広、そういった形の6つなり7つなりをどう結び つけて北海道全体の活性化になるかということを考えて提案してくださいということになるが、最初 は4つの活性化で提案を受けると思う、民間事業者として。その中で、国が条件として、これは神戸、 関空が、神戸の空港を取り入れるような手法があるというふうに聞いているけれども、民間事業者は 契約するときに旭川や帯広、女満別と個別に言うかどうかはわからないが、道内の空港に関して民営 化に入ったときに受けてもいいと、受けなさいということではなくてそういった事業も可というよう な書 き方で 契約 する、 なんで 収支 は全く 別なん だ。 4空港 は先 ほど言 った2 ,000億 円、千 歳だと か函 館も計算していくとプラスになるかもしれないがそういった民間委託の運営権料をいくらで買います と、いくらですということで。旭川とか帯広はそれぞれに計算していくらになりますとか、その手法 については道で、資料5の下の民間委託の枠組みで、2 市管理空港や道管理空港についても、立地 地域の意向を踏まえつつ、国との一体運営について検討と、スケジュールと合致しない場合も事後に 移行という書き方であり、そしてその手法については今のコンセッションのほかに管理委託とか、と いうような手法になっていると考えている。
・ それと2点目のネットワークの形成、これが1番北海道がこの空港の民間委託について基本要件と している、北海道内の空港ネットワークの充実ということが、当初は基金をということだったが、そ ういうことは法的に認められないみたいな形で、もっと民間事業者の提案ということで、それを整理 するための、要は北海道発の提案を出すということで、いろいろと意見を聞いてまとめるということ でしている。
○阿部 善一委員
・ 基本的には4空港だと、国一括の、主体になっていくんだということですね、これから議論の過程 で条件折り合うかあわないかという様々な問題が出てきて、それが成就するかしないかというのはこ れから議論の行く末を見ないとわからないということになるんだろうと思う。そうすると確認したい のは、今空港ビルデング株式会社の株式っていうのは全部この民間委託会社に譲渡されるわけだ。他
の民間委託されたところ見ると大体そんな感じになっているが、そういうことでよろしいか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 株の譲渡かということであるが、手法の中で事業譲渡というのもあるそうだ。それを今度提案とい うか、国が基本方針やマーケットに出すときに整理することである。仙台はちなみに株の譲渡という ことで、株を全部今の会社に、仙台の場合は2つ会社あるけれども、2つとも株譲渡ということだ。 基本的な考え方からすると株譲渡が一般的ではないかと考えている。
○阿部 善一委員
・ 受けた会社はもちろん着陸料だとか空港ビルデングのお土産の売り上げだとか、様々な二次的な事 業を拡大していくというところに狙いがあるわけだから、当然自分たちのやりやすいようにやってい くというのは極めて自然な流れだと思っているが。あとそうすると、雇用の問題だとか出てくる、当 然今いろんな会社もたくさん入っていると思うし、あとテナント料はこれから決める話だから、それ はどうなるかわからないが、そういう例えば今空港で働いている人たちの雇用だとかについて、函館 市としてどういう申し入れをするのかあるいはしたのか、する用意があるのかについてはどうか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 地元雇用の要望をいつの時点でという質問かと思うが、今まだ現時点では要望を伝えてはいない。 ただ、3者会談だとか、一番話し合った中で、地域としては雇用の問題が言われているので、株譲渡 であれば基本的に従業員はそのままとなっている。ただ、そういったことが本当に確保できるのか、 というような条件を、今後どういった言い方、どういった条件の設定をすれば継続的に、雇用が今言 った、我々の要望的に確立されていくのかということを、研究というか、意見を聞きながらどういっ た文言が良いのかを決めていきたい。
○中嶋 美樹委員
・ 函館空港って、ずっと赤字だったんですよね。私20年くらい福岡に住んでいたので、つい福岡空港 と函館空港を比較してしまう。1番最初函館空港におりたときに、夜何時だったか、突然電気が消え て停電かなと思ったら、空港がもう終わっている時間だった。もう終わるのと思って、びっくりして、 福岡空港って結構夜はデートスポットになったりするんだ。それが突然電気が消えて、空港が停電と 思ったらどんどん扉が閉まっていってという感じで、もう終わるんだ、そんな第1印象だったのだが、 どんどん利用するお客さんとかも減っていってるみたいなことも新聞で見たりして、そういうところ の分析っていうのはどんなふうにしているか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 収支の考え方で言うと、国が今お示ししているのは、先ほどの資料1で、国の経営改革のところに あるとおり、航空系と非航空系とある。航空系と非航空系を足すとやっぱりマイナスだ。キャッシュ フローベースで考えても、資本投下というか空港にかけるお金が結構あるので。そういった意味では 赤字というか収支は赤だ。ただ空港本体の決算を見ると、経常利益でいうと、ここ3年は3億円とか 4億円の黒字を出している。余計な話かもしれないが、1株当たりの配当もいただいているので今の ところ空港ビルデングだけの経営状況としては黒字となっている。ただこれは、近年の民営の航空便 をふやすと言うことと相まっており、減っていれば早く閉まるし、航空機がこない場合は空港は早く 閉めちゃうということになるし、今は少し遅くまでインバウンドのぎりぎりまで飛んでいくというこ
となので、そういった意味で開けてテナント料とか販売実績と一緒に黒字になっているということで 報告は受けている。
○中嶋 美樹委員
・ 阿部委員も触れていたが、ネットワークの充実強化というのは、やっぱり民営化しないと充実強化 というのはできないものなのか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 北海道内全体のネットワークについては、北海道はこれを機にということで言っている。北海道独 自のいろんな政策で活性化というのは可能かと思うが、今言ったとおり空港の航空事業と非航空事業 の合算で柔軟な着陸料の体制、軽減、減免とか、そういった形のほうがネットワーク、飛行機を飛ば しやすいということになると、それと一つの会社だと、集めるという考え方もあるが、それぞれの、 全体でもうけるというか、利益を出すといった考え方を提案を受けるということになるので、そうい った意味で活性化されるということ、ネットワークが強化されるというふうに解釈できると思う。
○中嶋 美樹委員
・ 民間の知恵で考えると、提供されるサービスは向上されるのかなとは確かに思う。私も友達が福岡 から来ると、何であんなお土産の並べ方にするのとかいろいろ言われる。函館って書いてるもの探し たいのに札幌のお土産ばっかりじゃないとかって言われて、私も見に行っても確かにそうかなみたい な。それが民間になるとやっぱりもうけを出さなくちゃいけないし、サービスの提供というのは向上 していくのかなとは思うが、あの航空大国アメリカと言われるところでも民営化は失敗している。ち ょっと古いかもしれないが、何かの資料を見たら世界的に見ても先進地域でロンドンのルートン空港 ぐらいしか成功してないみたいな資料を読んだので、本当に成功というか、うまくいくのかなという。 さっき阿部委員もおっしゃっていたが、やっぱりイメージが湧かない。はっきりこれがメリットだ、 これがデメリットだと、私みたいに詳しいことがわからない人間にもわかるようなものって、具体的 にあるか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 国で民営化を進めるにあたっては、経営の効率化ということで、着陸料を下げてその分路線を開設 してもってくるということであるし、仙台は民営化の提案で、阿部委員のおっしゃっていたように7 月に完全民営化になる、これの提案のときには航空便をふやすための一つの策としてLCCのターミ ナルをつくるといった提案をしている。なので対話的な構想で、こういったことを北海道ではやりた い、ふやしたい、活性化にはこんなことといった提案をしたら民間はそういうものに応えるというこ とだが、ただ一つ、マーケットサンディングという手法を取り入れている。余りにも過剰な条件や民 間サイドからするとちょっと考え方になっていないということを、いろいろ探って一番良い形、活性 化になるような提案を受ける形で最終的な方針を決めるとお聞きしている。そういったやり取りを踏 まえながら進んでいくものと考えている。
○井田 範行委員
・ 今大体話聞いて大まかには見えたが、基本的に民営化、私は積極的に進めていくべきだと、当然理 由としては民間の皆さんはいろんなノウハウを持ってて、非常に柔軟な発想を持っておられる。そし てコストの縮減も期待できるということで良いが、やっぱり見えないのは先ほどから議論されている
ように、ネットワークの形成ということで。単独の民営化はすごくわかりやすい、努力しやすくなる。 これがグルーピングというか、とりあえず今は4つの話で良いが、4つになった場合に、私が一番懸 念するのは、先ほど着陸料が安くなるとかいろんなこと言っているが、これまでの経営緩和含めて民 間委託いろんなの見ていると、もうかっているというか、収益良いところと悪いところあったときに、 私が一番懸念するのは、便利なところはより便利、不便なところはより不便、というパターンが非常 に多いような気がする。先ほどの函館空港ビルデングは、そこだけ見れば黒字だということだが、そ れが本当に、国の空港4つ全てがよくなっていくという根拠を聞きたいと言えば出ないと思うが、そ の辺についてのお考えはあるか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 北海道は広いので広域観光ルートの確立効果のために4空港、プラス2空港ということで政府は打 ち出している。確かに広いこと、ネットワーク、高速なりJRさんが路線を削減している部分という ことで、各地方空港の首長の発言についても、そういったものの補完も含めて航空ネットワーク、高 速交通体系の維持には努めていただきたいという意見もある。ただそこが提案式なので、それを引き 出すための函館、札幌、稚内なり釧路なりの広域観光ルートの提案をいかにしていただけるのかとい うことを強く言っていかないとならない。答えになっているかわからないが、以上だ。
○井田 範行委員
・ 確かにこの民間委託の問題は、この間本会議でもいろいろ言ったが、北海道全体でものを見るのか、 皆さん函館市の職員なので、市でもの見るのかでかなり違いが出てくると思う。ただ、国の持ち物な のでその辺は北海道全体で見なきゃならない部分も確かにあると思う。それぞれの、千歳以外の空港 がどんどんと下がっていくようなことはあってはならないと思うので、今後議論経過の中でいろいろ と詰めていくと思うが、ただこれも入れ過ぎると函館市さんだけっていうふうになるし、この辺って 本当に、私も市議会議員の立場でどこまで言っていいのかわからないところもあるが、函館市プラス 北海道全体のバランスも見ながら対応していっていきたいと思う。
・もう一つ、4月15日の地域の特性を生かした運営となるようにということで3者懇談をされたと、こ の地域の特性を生かした運営というのは具体的にどのようなイメージをしているか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 地域の特性を生かしたということの考え方だが、先ほど言っている道内のネットワークはもっとも だが、函館の場合はもう一つ、南のほうの視点もあると考えている。これは、道内の旅行にとっても 南の玄関口として、今新幹線も開業されたのでそういったものを利用した、青函、東北、宮城県の民 営化した県の職員も函館空港というか北海道との連携、観光の奨励に対して興味を示していただいて いる。そういったネットワークを北海道内だけでなく、青森空港や仙台空港との連携というものも提 案していただきたいという地域の特性、それと空港が近接しているという利便性も評価、それと裏腹 に周辺環境対策はついて回るが、それについても民間業者のノウハウとか、ちょっと周辺の方も不安 材 料 を お 持 ち な の で そ う い っ た こ と を 払 拭 し て い く と い う こ と も 提 案 し て い た だ き た い と 考 え て い る。
○井田 範行委員
・ 今東北含めたエリアの話もされた。この話ってさっきも言ったが、北海道で見るのと東北含めて考
えていくのと、また北海道にしてみると、言葉選ばなければならないが、日本全部、北日本全部を考 えるのか、この辺のバランスって非常に、いろんな考えあるのでそれを調整するというのも非常に難 しいのかなと思っている。そこで例えば、東北含めたエリア圏でいろんなことしていきたいという函 館市の思いがある、ただ委託になってしまったときに、今ビルデングに対しては一定の株とか、発言 を出せるようなものがあるが、これも見えないとは思うが、民間事業者だから、言うことを聞くか聞 かないかというか、あくまでもビジネスだから、ビジネスを最優先した場合には、函館さん無理です よと、地域の声をしっかりと受けとめる手法として一定程度の発言力を持てるような、今のビルデン グのような、株式の保有も選択にあると思うが、その辺のお考えはいかがか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 発言力の維持ということだと思うが、株を持つという考え方も一つだと思う。ただこれについては、 仙台空港は継続しないということで一切民間にお渡しする、福岡と高松といったところは一定程度、 会社の後に保有したいという実施方針をやっているが、民間の方とも話す機会があるが、非常にそれ は諸刃の剣の部分があり、余り関与すると、民間の本当のノウハウが引き出せない可能性があるとい うような発言もあるので、今後方針――バンドリングといった4つの空港をまとめるといった、全国 的にも初のことなので、そういったことが北海道なり、検討の場でどういった形が一番望ましいのか、 もう一つは外部委員的なことで空港の役員や我々も入ってそういった検討委員会を設置するといった 案も提案された事例があると聞いているので、もう少し研究して参りたいと思う。
○井田 範行委員
・ 確かに仮に発言力を持つといった場合に、市単独が良いものなのか、道がやるものなのか、千歳含 めた、そこが全部まとめてとかいろんなやり方あるのかなと思う。ただ部長おっしゃったように、私 も民間委託、民営化については民間のノウハウを最大限に引き出すという定義の中で、行政があんま り出し過ぎるのも、民営化じゃなくなるような気もする。その辺の部分、具体的な部分はこれから、 秋ぐらいか資料見ると、北海道のたたき台というか素案が出てくるということなので、その辺見極め ながらバランスの良い交渉をしていただきたいと思う。
○日角 邦夫委員
・ 確認だが、着陸料、収入だけ見ると赤ということか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 空港系で見ると着陸料の収入と空港を整備する費用がかかっているので、それと国の人件費と維持 管理費、いろいろ空港にはかかっているので、そういったところの会計収支は赤字だ。
○日角 邦夫委員
・ 非空港系って、ビルデングの売り上げとかだが、それ調べてみたら結構函館高いんだ。何年か前に は上位10位くらいに入って。割合的には断トツみたいな感じ。それはなんでそうなったかというのを みたら、市を挙げてアジア系の皆さんを訪日させるという取り組みが大きかったと評価されてるんだ けれども。それとの関係から考えれば委託された、民営化になったときに今までと同じように誘致活 動できるのかどうかについて、どうお考えか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 先ほどからかっちりとお答えできないが、提案して、我々の今やっていることのトップセールスに
対して協力なり、スピーディーな対応ができる会社づくり、会社の体制をつくっていただきたいとい うような、漠然としているけれども、それは文言にするとどういった表現になるのかを研究していき たい。仙台もお聞きすると、県は県でトップセールスをやる。そのときに民間業者が一緒に行ったり、 逆に先に行ってトップセールスはここをやってくださいとか、連携をしている。当然民間が考え方を、 そういった連携というのは当然のことですという回答も出たりするので、その辺は今後研究して、そ ういった条件の設定をして参りたい。
○藤井 辰吉委員
・ 2点気になっていたがそのうちの1点は質問はしない、井田副委員長がうまく聞いてくださったの で。どういう姿勢で協議会に挑むかなというのは気になっていたが、道としてみるのかそれとも函館 市として行くのか、構成メンバーで副市長がということだが、どういう姿勢かというのはうまい具合 に、私が言っていたら多分とげがある言葉になっていたと思うので、それに関しては含み置きで、承 知した。
・ もう1点、この協議会が4空港一括民営化が既定路線でもうそこが動かせない中でどういうふうに やっていこうかという協議なのか、もしくはこの4空港一括っていうこと自体も協議の土台に上がっ てくるのか、要するにその枠組みを崩す可能性すらあるのかというのは、どちらか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 今国の考えは、国が北海道で管理する4空港について民営化――いわゆる民間委託を進めるという 考え方で進んでいく。協議会についてもほぼそういった進めについては、4空港の副市長だが、そう いった形で進める考えで相違ないと確認はできている。
○藤井 辰吉委員
・ 今の御答弁、後半部分もう1回お聞かせ願えるか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 4空港の自治体の副市長の発言で、4空港の一括民営化について進めることで、同意まではしてい ません、進める考え方でよろしいということで皆さん御発言されている。
○藤井 辰吉委員
・ とりあえずはその路線で話をして、協議会なのでどういうお互いの条件の突き合わせだとか体制の 提案だとかというのはなされるかわからないが、まだ全部の可能性が含まれているのかなと、とりあ えずはこの路線で相違なく進めるという感じなのかと思うが、ちょっとまだ全然見えてこないと思う ので、全部の可能性がまだあるんだろうなという感覚で協議会の進行を見ていきたいと思う。
○佐古 一夫委員
・ まずは1のほうに函館が入っているからほっとしているが、他の2とか3とか4のほうは場合によ っては民間の方が出てこないということもあり得るのか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 今の考えだと、4空港は国が契約する。2の場合は契約した民間事業者に旭川や帯広が預けるって いう言い方はあれだが、その手法はコンセッションになるのか指定管理者という手法もあるそうだが、 そういう形で預けるのか、そういった手法も含めて進み方を国の4つ以外は考えなければならない。 ただその中で、先ほど佐古委員のおっしゃったように新たな民間事業者ということだと思うが、そう
いった可能性は低いと考えている。
○佐古 一夫委員
・ 国のお考えの中に一体的に民営化するのであれば歓迎したい、だから頑張ってくださいということ だ。
・ もう1つ、ネットワークと先ほどから言葉が出ているが発着枠というものは、民間委託されても管 理は国となっているから、それは民間、ネットワークで持つということにはならないんですよね。そ のように考えていてよろしいか。
○港湾空港部長(國安 秀範)
・ 管制は確かに国から移管しないので、管制の枠は決まると思うが、民間の運営によって空港の運営 時間を延ばす、函館空港がそれに当たるかどうかは今後の提案で出てくると思うが、今のところ私ど もは余り考えていないが、ある空港によっては延ばして便数を増やすという形も可能ではあると考え ている。
○佐古 一夫委員
・ もしそれが可能であればきっといろんな観光の振興につながると思う。私も賛成なんだが、まずは 経過を見守りたいと思う。
○委員長(道畑 克雄)
・ 他に御発言あるか。(なし)
・ 発言を終結する。
・ 理事者におかれては本日出された疑問等も踏まえ今後の対応をしていただくよう願う。理事者は退 室願う。
・ 議題終結宣言
2 その他
○委員長(道畑 克雄)
・ 私から1点申しあげる。前回の委員会でお話のあった、株式会社函館市椴法華振興公社の清算に関 する状況について報告してほしいというお話があったが、今回の6月定例会において函館市ホテル恵 風の管理に関する協定書および函館市灯台資料館の管理に関する協定者の規定に基づく指定管理者の 指定の取り消しにかかる違約金の請求権の放棄するものの議案が上程されている。正副としては議案 審査の時点で議案に関する質疑や委員間での討議が可能なことや、また5月11日付けで資料配付され ているとおり、現在官報への公告を行っている状態であることから、最終的な財務状況が確定した時 点で改めてその件については報告を受けたいと考えているので、そのようにご了承願う。よろしいか。
(「異議なし」の声あり)
・ その他、各委員から何か発言あるか。
○阿部 善一委員
・ 今度都市計画法の中の用途地域の運用の中で、第1種低床住居専用地域、今度コンビニを出店でき るための規制改革を行うということが報道されていた。これは一部新聞しか報道されていないが。そ の中に住民の合意が必要だと、それは各自治体に任せるということの通知を国交省が各自治体に出す
ということなので、その中身について資料を、時期はお任せするができるだけ早く委員会にも提出を していただきたいということを申し入れていただきたいということを提案する。
○委員長(道畑 克雄)
・ ただいま阿部委員から資料の配付を申し入れてほしいとお話があった。皆さん何かご発言あるか。
(「異議なし」の声あり)
・ 正副のほうから都市建設部にお話ししたいと思う。
○井田 範行委員
・ 出せるかどうかもよくわからない。
○委員長(道畑 克雄)
・ 資料を出せるか出せないかはちょっと。出せないということないと思うが。そこはこちらに一任い ただいてよろしいか。(「はい」の声あり)
・ 申し入れはしたいと思う。時期も含めて一任いただきたいと思う。
・ あと皆さんからその他で発言あるか。(「なし」の声あり)
・ 散会宣告
午前11時06分散会